妻として
妻として相談したんだ。だんな様に。
「ほしいきものがあります。」
言うんじゃなかった。
でも、帰りが遅い私の代わりにゴハンを作る彼の後姿を見たら、
内緒になんか出来なかったのさ・・・。
ダメといわれても、値段を言えば
「それぐらいなら、いいんじゃない」と、晴れて交渉成立のはずだった。
正直、本気で反対されるとは想定外の出来事。
「こんなにいいきものが、こんなに安く買えるんだよ!!」
わたしがどんなに熱く訴えても、
きもののことなんかまるで分からないだんな様には
暖簾に腕押し、馬の耳に念仏。
「どこが安いの?ケタ違うし。」
なんて乙女ゴコロのわからない人なんだ。
子どもじゃないけど、ほしくてほしくて涙が出るかと思った。
きもの屋さんの決めゼリフ
一晩寝たらきものは買えません!
男の人にきものはわかりませんよ!!
これホント。
ピンクレディーも言ってた。
この人だけは大丈夫だなんて、うっかり相談したらダメなんだって。